みんなからの贈り物
華王








その1 葛城 ミサトの場合





「は〜い、シンちゃん〜、バレンタインチョコよ。」

「あ、ありがとうございます。でももしかしてミサトさんの手作りですか・・・・・・^^;」

「そうよ、あたしの手作りよ〜ん!」

「え・・・・・・・・・」

「どうしたのかな?シンちゃん?早く食べて。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・はい(覚悟を決めるかシクシク;_;)」





その2 惣流・アスカ・ラングレーの場合



「はい、バカシンジチョコよ!」

「あ、ありがとうアスカ。」

「いちを手作りなんだから、ホワイトデーは10倍返しにしなさいよ。」

「うん。」←喜んでるらしい

ガサガサ「ん!これは。」

「ねえアスカ。」

「ないよ。」

「これは・・・・・・・・・・・・・・・」

シンジの手には手作りチョコ製作所の領収書が握られていたのだった。





その3 綾波 レイの場合

「碇くん、これ」

「あ、ありがとう綾波。」

「そうよかったわね。

「でもこれは・・・・・・・・」

とシンジの手にはチロルチョコが握られていたのだった。





その4 山岸 マユミの場合



「し、シンジさん、こ、これどうぞ・・・・・・・」

とマユミの手には綺麗にラッピングされたチョコがあった。

「あ、ありがとうマユミさん。」

「あの・・・・・手作りなんですけど・・・・・どうでしょうか・・・・・・」

「うん美味しいよ!ん!!」

とチョコを食べたシンジは変な顔をした。

「え・・・・・すみまん・・・・不味かったですよ・・・・私の作ったチョコなんて・・・・・」

「そうじゃないよ、ほらチョコの中にしおりが入ってたんだ。」

とシンジはチョコに中に入っていたしおりを見せるように取り出した。

「あ・・・すみません。本を見ながら造ったので・・・固める時に入ってしまったのですね。

本当に申し訳ありません。」

「いいよ別に、そんに謝らなくて。ねえこのしおりも一緒に貰っていい?」

「はい。」





その5 霧島 マナの場合



「はい、シンジ。バレンタイチョコ。」

「ありがとう、マナ。・・・・・・・・・・・てこれなに?」

チョコを手渡されたシンジの手には、迷彩模様の馬鹿デカイチョコがあった。

「それ?今度戦自が開発した携帯食チョコなんだ。栄養価満点なんだから!」

「そ、そうなの・・・・・・あ、ありがとう・・・・・・(ちゃんとしたのが欲しかったな)」





その6 赤木 リツコの場合



「シンジ君待ちなさい。これ造ってみたんだけどどう?」

「ありがとうございます、リツコさん。」

とシンジの手には試験管型のチョコがあった。

「あとこれ。」

シンジはレポート用紙の束を渡された。

「まあ問題ないと思うけど、それを食べたあと2週間これに体温・脈拍・血圧と以上が無い

かかどうか書いて後で出してね。」

「そ、そんな〜〜〜〜」






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